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SDGsの取り組み

Sustainable Development Goals
開成水産株式会社のSDGs宣言
開成水産株式会社は国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行ってまいります。
当社は長崎県五島列島の中央部に位置する奈良尾漁港を基地として、対馬から五島、東シナ海を漁場に主にアジ・サバ・イワシ・ブリ・マグロ等を漁獲し、長崎、松浦、唐津、福岡の各魚市に水揚げしています。
これからも、魚類の安定的供給と地域社会経済の発展に寄与し、事業活動を通じて、SDGsの達成に向けて貢献してまいります。
開成水産株式会社 代表取締役 入江 和好
SDGs 17の目標
|SDGsとは
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。

「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」という誓いのもと、人間、地球および繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。

SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。
|漁業・水産業のSDGs
 
漁業・水産業は、人々の健康を支える魚介類や水産物を供給しています。鮮度の高い魚介類などを届ける流通業も含め、地域経済の発展に寄与している重要な産業です。

近年、問題となっている海洋環境の変化を踏まえ、2020年には漁業法改正により、資源管理の体制が強化されました。海洋資源を守り、持続可能な漁業を行うことで、SDGsの達成に貢献します。
GOAL2「飢餓をゼロに」
魚介類や水産物には、良質の動物性タンパク質やビタミン、DHAなど、人々の健康維持に役立つ成分がたくさん含まれています。持続可能な海洋資源をしっかり管理することで、「飢餓ゼロ」の目標を支援し、食料安全保障に貢献できます。
GOAL12「つくる責任つかう責任」
漁業が行われる沿岸地域は、海洋の健康と生物多様性に大きな影響を与える可能性があります。廃棄物汚染や水の使用量の削減、漁具の海洋環境に与える影響を削減するなど、海洋環境の保全および持続可能な利用でこの目標の達成に貢献します。
GOAL14「海の豊かさを守ろう」
急速な生産・流通の技術革新による漁獲量の多さが問題になっています。魚介類など水産資源の全体数を減らさずに、漁ができるレベルまで回復するよう努めることや、漁獲量を効果的に制限するなど、科学的に管理計画を行い、持続可能な漁業の実現でこの目標の達成に貢献します。
開成水産株式会社が取り組むSDGs
当社では、従業員一人ひとりが企業活動とSDGsのつながりを理解し、普段の業務のなかで取り組みを実践しています。
取り01
組織体
 
当社は、事業活動が社会・環境におよぼす影響を深く理解し、CSR(企業等の社会的責任)の考えに基づいた責任ある対応に取り組んでいます。
取り組み01.組織体制
具体的な取り組み
【法令遵守】
大臣許可漁業の許可を受けており、反社会的勢力との関係遮断はもちろん、コンプライアンスの遵守に努めています。
【社会的責任】
資源の分別・リサイクルを実施しています。
【事業承継】
船員のスキルアップを目的に、国家資格の海技免許取得に向けて推奨・サポートを行っています。
関連のあるSDGs
GOAL8, GOAL16, GOAL17
取り02
公正な取り引
 
当社は、法令遵守の考えを浸透させ、情報セキュリティおよび個人情報保護の徹底により、顧客情報を適切に管理しています。
取り組み02.公正な取り引き
具体的な取り組み
【公正な競争】
汚職・贈収賄の禁止および不正な競争に関与しない旨を周知しており、コンプライアンスの遵守に努めています。
【個人情報保護】
社内サーバー等セキュリティの確認を関係業者と定期的に実施しています。
個人情報についてはコンプライアンスを徹底しながら管理を行っています。
関連のあるSDGs
GOAL10, GOAL16
取り03
人権・労働
 
当社は、従業員の一人ひとりが健康で働きやすい職場をめざし、各種制度改善に取り組み、健康管理に努めています。
取り組み03.人権・労働
具体的な取り組み
【労働安全衛生】
船員法に基づき、毎年の健康診断を実施しています。令和5年度より産業医を置き、ヘルスケアを実施します。また、毎年行われる船員の安全講習会等に参加しています。
【ダイバーシティ経営】
インドネシアより技能実習生・特定技能実習生を受け入れています。
【人材育成】
若い人材を積極的に採用しています。漁船という特殊な環境下に対応できるよう、資格取得を含めたスキル習得に向け、積極的に活動しています。
【公正な待遇】
従業員に対し、公正な待遇を整備しています。
【健康への取り組み】
遠洋(沖合)漁船という特殊な環境下において、日々の体温計測等を行い、従業員が心身ともに健康を維持できるよう対策を講じています。体調不良等の場合は近くの港に入港するなど迅速な対応を行っています。また大けが等、緊急性が高いけが・病気に関しては海上保安庁を含め緊急連絡先を周知し対応しています。
【DXの推進】
電波の入らない遠洋(沖合)漁船ですが、Wi-Fiを完備し、電波が届く範囲はWi-Fiを使用することができます。
関連のあるSDGs
GOAL3, GOAL4, GOAL5, GOAL8
取り04
環境
 
当社は、事業活動のあらゆる領域で、環境負荷低減に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。
取り組み04.環境
具体的な取り組み
【廃棄物・有害化学物質】
廃棄物や有害化学物質の適切な管理、および処理に取り組んでいます。
【エネルギー・温暖化】
社内(各船舶)ごとに決められた排気物の処理を行っています。
各営業所では節電に取り組んでいます。残業を含め長時間労働を控え、退社を促すなどの対応を取っています。
【3Rの推進】
業務上、FAXを使用する頻度が高いため、再生紙を使用するなどペーパーレス化に向け取り組んでいます。また3R(リデュース、リユース、リサイクル)への心がけを推進しています。
【水の管理】
事業活動で発生した排水は適切に処理しています。
【天然資源の持続的利用】
ダンボールのリサイクル・再利用に努めています。また船舶で鉄等の再利用品が出ることがあり、その場合は関係業者に委託し再利用を行っています。
【海洋ごみ】
海洋で漁具などの放棄物があれば報告し、海洋ごみの削減や海洋汚染の防止に努めています。
【環境に配慮した交通手段】
社用車はハイブリットカーを中心に導入しています。
関連のあるSDGs
GOAL6, GOAL11, GOAL12, GOAL13, GOAL14, GOAL15
取り05
会・地域貢献
 
当社は、事業活動を通じ、地域の人々が安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいます。
取り組み05.社会・地域貢献
具体的な取り組み
【製品・サービスの安全性と品質確保】
魚を漁獲し販売する業務上、常に鮮度維持や品質向上に努め、安全性を確保しています。
【地域への参画】
船の基地である新上五島町奈良尾は、高齢化が進み若い人材が少ない状況です。当社のインドネシアの実習生が地域のイベント(成人式やお祭り)に積極的に参加するなど、社会貢献活動により地域の活性化に取り組んでいます。
【若者の地元定着等】
U・Iターンを促進するため、WEBでの採用活動や高卒者への企業案内等を行っています。
関連のあるSDGs
GOAL11, GOAL12, GOAL17
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